チガヤ Imperata cylindrica var. koenigii
(変種) ケナシチガヤ

2024.4.14 更新

チガヤ

分類
イネ科 チガヤ属
植生環境
海岸 里 山地
開花時期
4-6月 やや湿ったところに多い
地域
全国
特記
 -
特徴
根茎が匍って拡がり、丈は30-80cm、葉は20-50cm、幅0.7-1.2cm。
花序は10-20cmの円柱状、枝は短く、小穂は4mmで基部に絹毛が密生します。
稈の節に毛のないものはケナシチガヤと呼ばれます。
備考
エングラー : イネ科
類似種
 
撮影地
千2014.4 葉市  他   

チガヤ

開花初期の姿。 (2024.4 千葉市)

チガヤ

果期。海岸にて。 (2021.4 千葉県銚子市)

チガヤ

花序の枝は短く、小穂は2つずつ付く。小穂は長さ4mmほどで雄しべは2、大きくて目立つ葯はふつう暗紫色。 (2021.4 千葉県四街道市)


チガヤ

葉舌はごく短く、先に長い毛がある。稈の節にも毛がある。 (2021.3 千葉県木更津市 / 2021.4 千葉市)


(白花)

チガヤ

白花。在来のものは葯が暗紫色が典型ですが、葯が淡黄緑色のものも稀にあり、花期にも関わらず花序が白く見える。写真の手前が白花、後ろに写っているのが典型の葯が暗紫色のもの。 (2021.4 千葉県四街道市) 


(変種) ケナシチガヤ var. cylindrica

ケナシチガヤ

節に毛がないもの。果期もやや早い。湿原に多いと言われる。学名上はこちらが基準種。 (2021.4千葉県山武市)