ケカモノハシ Ischaemum anthephoroides

2022.7.25 更新

ケカモノハシ

分類
イネ科 カモノハシ属
植生環境
海岸
開花時期
7-9月 砂地
地域
全国
特記
 -
特徴
丈は30-80cm、稈の節に短毛が密生します。葉はカモノハシより幅が広い。
花序はカモノハシより幅が広く、径6-8mm、長さ6-12cm、小穂は7-8mmの広倒卵形、長い毛が多い。
付記
カモノハシはタイワンカモノハシの変種で、本種は独立種。
備考
エングラー : イネ科
類似種
 
撮影地
千葉県富津市

ケカモノハシ

海岸の砂丘帯で沢山見られました。周囲のこんもりした緑色のものはネコノシタ。

ケカモノハシ

花序は2つの総がぴったりくっついていて、長さ6-12mm、径6-8mmとカモノハシより太くて長い。

ケカモノハシ

くっついている2つの総を割った状態。小穂は7-8mmの広倒卵形で毛が多い。


ケカモノハシ

第2小花の護穎と思われるもの。小穂と同長くらいの長さで見られた。


ケカモノハシ

葉にも鞘部にも節にも毛が多い。