メリケンカルカヤ Andropogon virginicus

2022.9.28 更新

メリケンカルカヤ

分類
イネ科 メリケンカルカヤ属
植生環境
開花時期
9-10月 草地 やや湿ったところ
地域
外来種 (北米原産)
特記
生態系被害防止外来種リスト掲載種
特徴
丈は50-80cm、葉は10-30cm、葉舌は切形で毛が見られます。
総は2-4個ずつ集まり、それぞれ長さ2-3cmの広線形の苞に包まれています。節間と有柄小穂の柄には白い長毛があり、護穎には長い芒があります。
備考
エングラー : イネ科
類似種
 
撮影地
千葉市

メリケンカルカヤ

果期にも見えるが、穂が出ている状態が開花期。

メリケンカルカヤ

小花序は長楕円形の苞に包まれており、2-4個の総が含まれる。写真では3つの総が確認できる。ピンクの矢印は苞。

メリケンカルカヤ

総の節ごとに有柄・無柄の小穂(A)が付くが、有柄の小穂は柄(D)を残して退化している。総の節間(E)、有柄小穂の柄(D)に長い毛があり、無柄小穂には長い芒(B)がある。


メリケンカルカヤ

A:無柄の小穂 B:芒 C:基毛 D:有柄小穂の柄


メリケンカルカヤ

葉にはまばらに長毛があり、葉舌は短く、先に縁毛がある。