トダシバ Arundinella hirta

2022.9.5 更新

トダシバ

分類
イネ科 トダシバ属
植生環境
里 山地
開花時期
8-10月 草地
地域
全国
特記
 -
特徴
丈は30-120cm、葉に多少毛があり、葉舌はごく短く、葉鞘や葉舌の縁に毛が見られます。
花は8-30cmの円錐花序に付き、小穂は2小花からなり、3.5-4.5mmで緑色~紫色を帯びます。芒はないか不完全。
付記
葉の毛の量に変化があり、少ないものをウスゲトダシバ(var. ciliata)とし、毛の多いものをケトダシバ(var. hirta)として分けることがある。本サイトでは広義的に掲載し、分けていない。
備考
エングラー : イネ科
類似種
 
撮影地
2020.9 千葉市  他

トダシバ

丈は最大1.2mほどになり、花序は~30cmほど、総は多数。 (2020.8 千葉県山武市)

トダシバ

小穂は枝に密着している。 (2020.8 千葉市)

トダシバ

小穂は長短の柄のある小穂がセットで付くことが多く、長さ3.5-4.5cm、しばしば紫色を帯びる。2小花からなり、第一小花は雄性、第2小花は両性。芒はないかあっても短い。 (2020.8 千葉市)


トダシバ

葉舌は短く、縁に毛が見られます。葉鞘の縁にも長い毛が多い。 (2022.9 千葉市)