イワタバコ / シロバナイワタバコ

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イワタバコ科 Gesneriaceae
沢沿いの暗く湿った急傾斜の岩場などで見かけます。
岩に張り付くように根際に付く楕円状卵形の葉は1-2枚、長さ10-30cm、先はするどく尖り、縁には歯牙状の鋸歯があります。柄には翼があり3-10cm。
花茎は10-30cmで複数集散状に付き、花冠は径1.5cm、裂片は平開してやや反り返ります。花柱は長く飛び出します。
花柄に毛のあるものは、ケイワタバコ、白花はシロバナイワタバコと呼ばれます。

 

2017.8.8 更新
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  • 花2
  • 花3
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  • シロバナイワタバコ

イワタバコ-全体

(2010.7 山梨県 旧・白州町)


イワタバコ-全体2

沢沿いの垂直の岩場にびっしりと咲いていました。
(2010.7 山梨県 旧・白州町)

イワタバコ-全体3

(2017.8 群馬県神流町)


イワタバコ-花

花柄に毛はありません。
(2010.7 山梨県 旧・白州町)

イワタバコ-花2

花冠の裂片は先端が反り返ります。花冠筒部内側は白く、
オレンジ色の斑が見られます。(2010.7 山梨県 旧・白州町)

イワタバコ-花3

(2016.8 栃木県宇都宮市)


イワタバコ-葉

葉は大きく10-30cm、翼のある柄があります。
(2017.8 群馬県妙義山)

イワタバコ-葉2

葉裏は白く、毛は見られませんでした。
(2017.8 群馬県妙義山)

シロバナイワタバコ-全体

ケイワタバコの群落に混じっており、ケイワタバコの白花でしたが・・・。
(2010.7 千葉県鴨川市)