イトイヌノハナヒゲ Rhynchospora faberi
(品種) ヒメイヌノハナヒゲ

2022.9.19 更新

イトイヌノハナヒゲ

分類
カヤツリグサ科 ミカヅキグサ属
植生環境
開花時期
7-9月 湿生地
地域
全国
特記
 -
特徴
茎は叢生し、長さ10-40cm、幅0.5mmと細く、葉も同様。
小花序は1-3個、小花所に小穂は2-5個ずつ付き、全体として散房状、小穂は狭卵形で長さ4-5mm、小花は1つ、鱗片は卵形、柱頭は2、刺針状花被片に下向の小針がある。
やや小型で刺針状花被片に上向の小針があるものはヒメイヌノハナヒゲと呼ぶ。
備考
エングラー : カヤツリグサ科
類似種
 
撮影地
2020.8 千葉県山武市

イトイヌノハナヒゲ

丈は~40cm程度、叢生し、分花序を1-3個付ける。 (2022.8 千葉県山武市)

イトイヌノハナヒゲ

分花序に小穂は2-5個、小穂は狭卵形で長さ4-5mm。鱗片は少数で卵形、鋭頭、小花は1、花柱は2。 (2020.8 千葉県山武市)

(品種) ヒメイヌノハナヒゲ f. umemurae

ヒメイヌノハナヒゲ

イトイヌノヒゲよりやや小型で、刺針状花被片はやや太く、上向の小針があるのが違いとされる。小穂が開き気味に付く傾向があるとも言われる。 (2022.9 千葉県山武市)