カンエンガヤツリ Cyperus exaltatus var. iwasakii


カンエンガヤツリ

分類
カヤツリグサ科 カヤツリグサ属
植生環境
開花時期
8-10月 池や沼の水辺 川岸
地域
全国
特記
絶滅危惧2類
特徴
ふつう丈は0.8-1.2mと大きなカヤツリグサ。苞は4-5個で花序より長い。
茎の先から5-10本の枝を出し、更に散形状に枝を分けて2-4cmの花穂を1-5個付けます。小穂は開出して付き、長さ0.5-1cmと小さいが密に付き、鱗片は卵形で2mmと小さく、竜骨は突出し、僅かに外曲します。
備考
エングラー : カヤツリグサ科
類似種
 
撮影地
2020.10 千葉県印西市  他

カンエンガヤツリ

休耕田で見られたもの。ヒレタゴボウやオオイヌタデ、クサネム等が茂る中、ひときわ大きくて目立っていました。 (2020.10 千葉県印西市)

カンエンガヤツリ

花序は20cm近くあったように思う。長い苞が5-6本伸びていました。 (2020.9 栃木県渡良瀬遊水地)

カンエンガヤツリ

写真では小穂はクグカヤツリやチャガヤツリに似て見えますが、0.5-1cmと小さく、密に付く。軸に対してほぼ直角に近い角度で付く。 (2020.9 栃木県渡良瀬遊水地)

カンエンガヤツリ

鱗片は卵形、竜骨は突出。花期なので、僅かに外曲・・・というより先端だけちょっと外を向く感じ。接写より少し離れて見たほうが感じる。 (2020.9 栃木県渡良瀬遊水地)