アワボスゲ Carex brownii

2022.6.10 更新

アワボスゲ

分類
カヤツリグサ科 スゲ属
植生環境
里 山地
開花時期
4-6月 湿った草地
地域
全国
特記
 -
特徴
丈は30-60cm、叢生します。基部の鞘は赤味を帯びます。葉は幅3-7mm。
小穂は3-4個、上部のものは接して付き、頂生する雄小穂は1.5-3cm、側生する雌小穂は1.5-3.5cm、果胞は広卵形で3-3.5cm、脈が明瞭、先は急にすぼまって嘴になります。鱗片は果胞と同長がやや長く、先は芒端。
備考
エングラー : カヤツリグサ科
類似種
 
撮影地
2022.5 千葉県多古町  他

アワボスゲ

頂小穂は雄性で1.5-3cm、側小穂は雌性で3個前後、1.5-3.5cm。 (2022.6 千葉県南房総市)

アワボスゲ

多くの場合、最下を除いて小穂は上部に接して付きます。 (2022.5 千葉県多古町)

アワボスゲ

果胞は球形に短い嘴を付けた感じ。果胞の脈がはっきり見られた。鱗片には長い芒があり、果胞よりやや長い印象。 (2021.5 千葉県多古町)


アワボスゲ

基部の鞘は赤味を帯びます。 (2021.5 千葉県多古町)