カサスゲ Carex dispalata

2022.4.26 更新

カサスゲ

分類
カヤツリグサ科 スゲ属
植生環境
里 山地
開花時期
4-5月 水辺 湿ったところ
地域
全国
特記
 -
特徴
湿生地でよく見るスゲ。地下茎があり、よく群生します。
丈は40-100cm、基部の鞘は赤褐色を帯びます。
雄小穂は4-7cmで頂生し、雌小穂は3-7個で3-10cm、側生します。雌花の鱗片は芒頭で赤紫色の部分があり、果胞は3-4mmで無毛、鱗片と同長、乾くと褐色になる。
備考
エングラー : カヤツリグサ科
類似種
 
撮影地
2021.4 千葉県佐倉市  他

カサスゲ

湿生地、休耕田、水路沿いなどで最もよく見るスゲ。広範囲に群生する姿もふつうに見られる。 (2021.4 千葉市)

カサスゲ

雌小穂は3-7個、長さ3-10cm、短い柄があり、苞は葉状で雌小穂より遙かに長い。頂生するのは雄小穂で4-7cm。 (2021.4 千葉市)

カサスゲ

花期の雌小穂。花柱は3岐。 (2021.4 千葉市)

カサスゲ

果胞は長さ3-4mm、先が短い嘴状。鱗片は果胞と同長。 (2021.4 千葉市)

カサスゲ

基部の鞘は褐色。 (2021.4 千葉市)