カワラスゲ Carex incisa

2022.5.8 更新

カワラスゲ

分類
カヤツリグサ科 スゲ属
植生環境
開花時期
4-6月 湿った草地 ふみ跡
地域
北海道 本州
特記
 -
特徴
丈は20-50cm、根茎は短く、叢生します。全体に柔らかで、葉は幅3-6mm、裏面は淡色。
小穂は4-6個、頂小穂は雄性または雌雄性で2-4cm、側小葉は雌性で3-7cm、雌鱗片は淡緑色で凹頭から円頭で先は短い芒になる。果胞は卵形で2.5-3mm、開出しない。
備考
エングラー : カヤツリグサ科
類似種
 
撮影地
2022.5 千葉市  他

カワラスゲ

よく見る姿のものはトップの写真のようなもので丈は20cmくらいですが、50cm程度になるものもある。 (2022.4 千葉市)

カワラスゲ

頂生する小穂は雄性または雌雄性で2-4cm、側小穂は雌性で3-7cm、いずれも幅2-3mmと細い。 (2021.4 千葉市)

カワラスゲ

花期。花柱は2岐。 (2022.4 千葉市)


カワラスゲ

雌鱗片は凹頭から円頭で短芒頭。果胞は卵形で開出せず、先は鋭頭。 (2021.4 千葉市)


カワラスゲ

基部ま鞘は淡褐色、葉身はない。 (2022.5 千葉市)