クグスゲ Carex pseudocyperus

2022.5.20 作成

クグスゲ

分類
カヤツリグサ科 スゲ属
植生環境
山地
開花時期
6-7月 川岸 池畔
地域
北海道 青森 長野
特記
絶滅危惧1B類
特徴
丈は30-70cm、葉は幅5-7mmで硬い。基部の鞘は淡色。
小穂は接近して付き、頂小穂は雄性、以下は雌性で2-6cm、長い柄があって垂れ下がる。苞の葉身は小穂より遥かに長い。果胞は4-5mm、嘴は長く、口部は2深裂する。鱗片の先は長い芒になる。花柱は3岐。
備考
エングラー : カヤツリグサ科
類似種
 
撮影地
2022.5 長野県

クグスゲ

頂小穂は雄性、以下雌性で2-6cm、接近して付き、長い柄があって垂れ下がる。苞は葉身が長い。 (2022.5 長野県)

クグスゲ

果胞は熟すと開出する。鱗片の先は芒となり、果胞と同長か少し長いようだ。 (2022.5 長野県)

クグスゲ

果胞は4-5mm、多数の脈があり、嘴は長く、口部は2深裂。写真は若い状態のもので、果胞は熟すとさらに開出する。 (2022.5 長野県)


クグスゲ

花期(終盤)。柱頭は3岐。 (2022.5 長野県)