シバスゲ Carex nervata

2022.5.7 更新

シバスゲ

分類
カヤツリグサ科 スゲ属
植生環境
開花時期
4-5月 草地 芝生
地域
全国
特記
 -
特徴
匍枝を出し、疎生します。基部の鞘は淡褐色で繊維状に分解します。葉は明るい緑色で花茎より著しく低い。
小穂は茎の上部に集まり、頂生する雄小穂は雌小穂より長く10-15mm、側生する雌小穂は2-3個で7-10mm、苞の葉身は短く針状。鱗片には芒はなく果胞より短く、果胞は2-2.5mmで有毛。
備考
エングラー : カヤツリグサ科
類似種
チャシバスゲ : 果胞は2.5-3mm、鱗片は褐色。
撮影地
2022.5 千葉県山武市

シバスゲ

叢生することなく、パラパラと見られます。 (2022.5 千葉県山武市)

シバスゲ

雌小穂は7-10mm、柄は短く、苞は短い鞘があって葉身も短く針状。 (2022.5 千葉県山武市)

シバスゲ

果胞は鱗片より長く2-2.5mm、毛があって先は短い嘴状。鱗片に芒はない。 (2022.5 千葉県山武市)


シバスゲ

基部の鞘は淡色で繊維状に分解する。 (2022.5 千葉県山武市)