タマツリスゲ Carex filipes subsp. filipes

2022.6.1 作成

タマツリスゲ

分類
カヤツリグサ科 スゲ属
植生環境
山地
開花時期
5-6月 樹林内 湿った草地
地域
本州以南
特記
 -
特徴
全体に軟弱で丈は30-50cm、叢生する。基部の鞘は葉身がなく赤紫色。
頂小穂は雄性で0.5-1.5cm、柄は短い。側小穂は雌性で1-3個、長さ1-2.5cm、下方のものは長い柄があって垂れ下がる。果胞は5-7mm、嘴は長い。鱗片は果胞の半長。
備考
エングラー : カヤツリグサ科
類似種
 
撮影地
2022.5 長野県佐久市  他

タマツリスゲ

小穂は互いに離れて付き、頂小穂は雄性で0.5-1.5cm、側小穂は1-3個、長さ1-2.5cmでまばらに果胞を付ける。 (2022.5 長野県佐久市)

タマツリスゲ

果胞は5-7mm、嘴は長く、口部は斜めに切れる。鱗片は果胞の1/2。頂小穂の柄は短い。 (2022.5 長野県佐久市)

タマツリスゲ

柱頭は3岐。 (2022.5 長野県佐久市)