ワタスゲ Eriophorum vaginatum subsp. fauriei


ワタスゲ

分類
カヤツリグサ科 ワタスゲ属
植生環境
亜高山 高山
開花時期
5-6月 ミズゴケ湿原
地域
全国
特記
 -
特徴
綿状の果穂を付けて群生する姿はあまりに有名。
丈は花期は5-10cm、果期は20-60cm。大きな株を作り、匍枝はなく、茎葉も退化している。
花穂は1小穂で頂生し、10-20mmの狭卵形、小花は両性、鱗片は広披針形で鋭頭、灰黒色。花被片は花後に伸びて、特有の「綿毛」になる。
備考
エングラー : カヤツリグサ科
類似種
 
撮影地
2017.6 青森県八甲田山  他

ワタスゲ

花期は丈は小さく、5-10cmくらいで地味。目立たない。 (2011.6 福島県尾瀬)

ワタスゲ

これで1小穂。長さ10-20mmの狭卵形。 (2005.5 群馬県尾瀬)

ワタスゲ

花が終わって糸状の花被片が伸び始めたところと思われる。白い縁取りの黒っぽいものは鱗片。鱗片も大きくなるようだ。 (2008.北ア・白馬岳) 


ワタスゲ

(2012.6 福島県昭和村)