ヤワラスゲ Carex transversa

2022.4.25 更新

ヤワラスゲ

分類
カヤツリグサ科 スゲ属
植生環境
里 山地
開花時期
4-6月 湿った草地 林縁
地域
全国
特記
 -
特徴
丈は20-70cm、基部の鞘は葉身が短く濃い赤色。葉は幅2.5-5.5mm。
小穂は3-4個で最下部を除いて上部に集まり、雄小穂は1.5-3cmで頂生、雌小穂は1.5-3.5cmで側生、雌鱗片は鋭く芒端、果胞は鱗片と同長で嘴が長い。乾くと黒色に変色します。
備考
エングラー : カヤツリグサ科
類似種
 
撮影地
2022.4 千葉県鴨川市  他

ヤワラスゲ

ウマスゲにも似ますが、上部の小穂が接して付く所が異なる。アワボスゲとも似るが、果胞の嘴部が長く伸びる。 (2021.5 栃木県渡良瀬遊水地)

ヤワラスゲ

雄小穂は頂生で2cmくらい、雌小穂は側生、2-3個で1.5-3.5cm。 (2021.4 千葉県館山市)

ヤワラスゲ

花期。柱頭は3。 (2022.4 千葉市)


ヤワラスゲ

果胞は4.5-6mmの卵形で長い嘴があります。鱗片は果胞と同長で先が芒端。 (2022.4 千葉市)


ヤワラスゲ

基部の鞘は濃い赤色。 (2021.4 千葉県館山市)