シラゲシゲシ

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ケシ科 Papaveraceae
原産地の中国では民間薬としても利用されている植物。
根茎が横に匍い、葉は全て根生するように見え、20cm前後の長柄があり、10-20cmほどの円心形で縁には波状の鋸歯が見られます。
花茎は葉とは別に立ち上がり、数個の花を付けます。花は径3-4cm、花弁は4、萼片は2個で早落して開花時には見られません。
近年、繁殖して駆除対象となっている地域もあるようです。

 

2021.4.4 作成
  • 全体
  • 花2
  • 葉2

シラユキゲシ-全体

日当たりのある林内の小径脇でまとまって見られました。
(2021.4 千葉市)

シラユキゲシ-花

花は径3-4cm、花弁は4、雄しべは多数。
(2021.4 千葉市)

シラユキゲシ-花2

萼は早落し、開花時には見られません。
(2021.4 千葉市)

シラユキゲシ-葉

葉は円心形で縁には波状の鋸歯が見られます。
(2021.4 千葉市)

シラユキゲシ-葉2

葉裏は無毛でした。
(2021.4 千葉市)

シラユキゲシ-茎

手前が花茎、奥が葉柄。別々に出ていました。
周囲の3小葉はヤブヘビイチゴ。落ちている花弁は桜。(2021.3 千葉市)