ナガミヒナゲシ Papaver dubium

2023.5.9 更新

ナガミヒナゲシ

分類
ケシ科 ケシ属
植生環境
開花時期
4-5月 道ばた 公園 空き地
地域
外来種 (地中海沿岸原産)
特記
 -
特徴
人家の周りなどでいつのまにか入り込み、どんどん増える花です。
丈は20-60cm、全体に毛が多く、下部の茎や葉序の軸には長い開出毛が見られます。葉は1-2回羽状複葉で裂片は更に裂けて広線形、先端は芒状になります。根生葉は頭大羽状に裂け、裂片は広卵形、先は丸い。
花は長い柄の先に付き、オレンジ~やや褪せた色で、径3-6cm、蕾の時は下を向いています。果実は径8mm、長さ2-3cm。
備考
エングラー : ケシ科
類似種
ヒナゲシ : 全体に毛が多く、葉は長楕円形で羽状深裂、花は径8cm、果実は径15mm。
撮影地
2016.4 千葉市

ナガミヒナゲシ

人家の周りなどでよく見られます。道路と休耕田の間の土手に群れていました。 遠景右の黄色い花はサワオグルマ群落。 (2011.5 千葉市)


ナガミヒナゲシ

花は4弁花、径3-6cm。 (2023.5 千葉市)


ナガミヒナゲシ

葉は1-2回羽状複葉。裂片は細い。 (2016.5 千葉市)