カワラノギク Aster kantoensis


カワラノギク

分類
キク科 シオン属
植生環境
開花時期
10-11月 小石の多い河原
地域
関東 静岡東部
特記
絶滅危惧2類
特徴
小石がゴロゴロしているような河原を好みます。
丈は50-70cm、上部でよく分枝します。中部の茎葉は6-7cmの線形~線状披針形で先は鈍頭、基部は細まって無柄、短毛があります。下部の葉や根生葉は花期には失われています。
頭花は散房状~円錐状に付き、径3.5-4cm、総苞は7-10mm、総苞片は草質で2列、線状披針形、開出します。
備考
エングラー : キク科
類似種
ヤマジノギク : 中間部の茎葉は倒披針形
撮影地
2015.10 東京都

カワラノギク

頭花のすぐ下に多数の小さな茎葉・・・長さ1-1.5cm・・・が見られます。 (2015.10 東京都)

カワラノギク

頭花の径は3.5-4cm、舌状花は細く、多数付く。総包片は概ね2列、線形で先が尖り開出します。ヤマジノギクなどイソノギク節共通の特徴。 (2015.10 東京都)

カワラノギク

中間部の葉。線形~線状披針形で6-7cm。 (2015.10 東京都)