シュウブンソウ Aster verticillatus

2023.8.31 更新

シュウブンソウ

分類
キク科 シオン属
植生環境
山地
開花時期
9-10月 やや湿った林縁
地域
宮城県以南
特記
 -
特徴
丈は0.5-1m。茎は真っ直ぐ立ちあがり、その先端部分から2-4本横に茎を伸ばします。葉は7-15cmの長楕円状披針形で斜め下方に展開する。
頭花は横に伸びる枝の葉腋毎に花を1-2小ずつ付け、花径4-5mm、総苞は広鐘形、草姿はヤブタバコに似ていますが、頭花には小さな舌状花が含まれます。
備考
エングラー : キク科
類似種
ヤブタバコ : 一次と二次のシュートの境界が明瞭、頭花はやや大きく、葉は広楕円形で横に展開する。
撮影地
2014.9 神奈川県箱根町  他

シュウブンソウ

頭花が水平の伸びる枝の葉腋に付くなど、ヤブタバコに似た姿ですが、頭花は小さく、小花序に柄がある。 (2014.9 神奈川県箱根町)


シュウブンソウ

頭花は横に伸びる枝の葉腋からごく短い柄を出してふつう1-数個付きますが、先端付近では、しばしば枝が少し長く伸びて付くことがある。 (2014.9 神奈川県箱根町)


シュウブンソウ

頭花は径4-5mm、外側に白い花被の舌状花があり雌性、内側にそれより大きな両性の筒状花が見られます。総苞は広鐘形、片は3列で外片が短い。 (2014.9 神奈川県箱根町)


シュウブンソウ

横に伸びる枝の葉。長楕円状披針形。写真右が先端方向で、斜め下方に展開し、ハの字形になる。 (2014.9 神奈川県箱根町)