ネコノシタ Wedelia prostrata

2024.10.4 更新

ネコノシタ

分類
キク科 ハマグルマ属
植生環境
海岸
開花時期
7-10月 砂浜
地域
関東・北陸以西
特記
 -
特徴
葉の姿を猫の舌に見立てたネーミング。ハマグルマとも呼ばれます。
茎は長く地を匍い途中、節から根を出します。葉は1.5-4.5cmの長楕円形~卵形、厚みがあり、両面に剛毛があってザラつきます。
茎の上部は斜上して頭花はその先に付きます、径1.6-2.2cm、総苞は半球形で総苞片は卵形、ここにも剛毛があります。
備考
エングラー : キク科
類似種
 
撮影地
2007.11 茨城県神栖市  他

ネコノシタ

多くの場合、茎は砂に埋もれていて、葉と花だけが見えています。岩場などでは茎が地上を匍います。 (2007.11 茨城県神栖市)


ネコノシタ

頭花は径1.6-2-2cm。筒状花は両性花、舌状花は雌性花。 (2020.8 千葉県富津市)


ネコノシタ

総苞は半球形。総苞片は卵形で上向きの毛が見られました。 (2015.11 千葉県銚子市)


ネコノシタ

葉は肉厚で、葉表には粗い毛が見られます。 (2014.11 千葉県銚子市)


ネコノシタ

茎は地を匍い、節から葉と根を出して拡がっています。 (2024.6 千葉県富津市)