ダキバヒメアザミ Cirsium amplexifolium


ダキバヒメアザミ

分類
キク科 アザミ属
植生環境
里 山地
開花時期
7-10月 林縁・林内のやや湿ったところ
地域
東北(福島を除く) 新潟 
特記
 -
特徴
日本海側の山地でよく見るアザミ。
丈は1.2-2m、茎は粉白色で紫色を帯びることもあります。中部の葉は広楕円形で鋸歯状~羽状深裂、基部は耳状に張り出して深く茎を深く抱きます。花期に根生葉と下部の葉はありません。
頭花は枝先に単生もしくは総状に付き、上向き、総苞は鐘形、片は8-9列で外片と中片が伸びて斜上・開出します。腺体は痕跡的で粘らない。
備考
エングラー : キク科
類似種
 
撮影地
2012.8 山形県西川町

ダキバヒメアザミ

花は上向きに単生します。 (2016.8 山形県温海町)

ダキバヒメアザミ

総苞内片は短く、中片と外片は長く伸びますが、外片はやや短いようだ。いずれの片にも腺体はないか痕跡的。 (2016.8 山形県温海町)

ダキバヒメアザミ

葉は長楕円形。羽状に裂けるものも見られます。下部の葉の基部は耳状になって葉を抱きます。茎には毛がありません。 (2014.7 秋田県にかほ市)