ハリオニアザミ Cirsium borealinipponense var. spinulosum 

2024.9.19 更新

ハリオニアザミ

分類
キク科 アザミ属
植生環境
亜高山 高山
開花時期
7-8月 草地
地域
秋田駒ケ岳 真昼山地
特記
 -
特徴
オニアザミの変種相当。
総苞外片に開出した刺が1-2対あることが特徴とされる。
花色はエンジ色で総苞にクモ毛がほとんどない、腺体があまり発達していないなどが観察できたが、詳細は不明。
付記
 日本の野生植物の掲載の学名(C. nipponense var. spinulosum)はオニアザミと矛盾すると思われるので、環境省の学名を採用した。秋田県のリストもこの名になっている。
備考
エングラー : キク 科
類似種
オニアザミ(狭義) : 頭花はふつうピンク色、総苞外片に刺はない。
撮影地
2009.8 秋田県駒ケ岳

ハリオニアザミ

チョウカイアザミ風オニアザミ・・・的なノリでたまたま撮影していたもの。15年の歳月を経て、本変種と判明した。 (2009.8 秋田県駒ケ岳)

ハリオニアザミ

総苞は深い皿型、腺体はあまり発達しているようには見えなかった。外片に刺が見られるのが本種の特徴。苞葉と総苞外片が連続変化して区別しがたいようにも見えた。総苞片は6列のはず。 (2009.8 秋田県駒ケ岳)