センジョウアザミ Cirsium senjoense


センジョウアザミ

分類
キク科 アザミ属
植生環境
亜高山 高山
開花時期
8-9月 草地
地域
南ア
特記
 -
特徴
丈は0.6-1m、茎は上部で分枝します。茎葉は15-35cmの狭卵形で羽状に4-8対に中~浅裂、時に鋸歯縁になり、基部は張り出して茎を抱きます。花期に根生葉はありません。
頭花は疎らな総状花序に付き、花は横~下向き、総苞は鐘形で9-14mm、総苞片は8-9列で開出、反曲し、外片が少し短い。腺体は中片と内片にあってよく粘ります。
備考
エングラー : キク科
類似種
ホウキアザミ : 本種より標高の低いところに多く、頭花は小型・下向き、総苞は狭筒型、片は7-8列で短い開出。
撮影地
2010.8 南ア・北岳

センジョウアザミ

総苞は鐘型、総包片は8-9列で開出し反り返ります。外片は少し短い。 (2010.8 南ア・北岳)

センジョウアザミ

葉はふつう羽状に裂け、基部は少し張り出して茎を抱きます。 (2010.8 南ア・北岳)