シドキヤマアザミ Cirsium shidokimontanum

2024.9.25 更新

シドキヤマアザミ

分類
キク科 アザミ属
植生環境
山地
開花時期
9-11月 湿生地
地域
宮城 福島 茨城 群馬 長野
特記
 -
特徴
山地の湿性地で見られるアザミ。
丈は1.2-2.4m、中部以上で鋭角的に分枝します。葉は広卵形~広楕円形で羽状深裂~鋸歯縁まで様々、やや厚みがあって軟質、刺々しさはなく、やや茎を抱きます。
頭花は中型でそれぞれの枝に総状に付き、柄はごく短いか無柄でふつう下向き、総苞は筒形で総苞片11-12列、外片と中片は開出します。ふつう腺体はなく、粘りませんが、時に中片に現れて少し粘ります。
備考
エングラー : キク科
類似種
 
撮影地
2015.9 茨城県常陸太田市

シドキヤマアザミ

頭花は中型で横~下向き。茎は鋭角的に伸びますが、頭花が多数付くと自重でやや角度が広くなるものも少なくなかった。 (2015.9 茨城県常陸太田市)


シドキヤマアザミ

総苞片は11-12列、開出し、中片が少し反り返るものもありました。写真のものは腺体はありませんが、あって少し粘るものもあります。 (2015.9 茨城県常陸太田市)


シドキヤマアザミ

葉はふつう、羽状中裂~深裂、時に鋸歯状で刺々しさはありません。下部の葉より少し上が最も大きいですが、下部の葉は失われているものも多い。葉の基部はやや茎を抱く。 (2015.9 茨城県常陸太田市)