フボウトウヒレン Saussurea fuboensis

2024.10.1 更新

フボウトウヒレン

分類
キク科 トウヒレン属
植生環境
亜高山
開花時期
8-9月 草地 林縁
地域
磐梯 吾妻 南蔵王 船形山
特記
 -
特徴
丈は30-60cmほど、下部の茎葉は広卵形で基部は切形~心形、柄に狭い翼があり、茎の狭い翼に続くものもある。花期に根生葉はない。
頭花は2-3個が散房状に付き、柄は鋭角的に出て3-20mm、総苞は筒状で総苞片は7-8列、狭卵形で先は尖り、斜上、褐色の毛が多い。
備考
エングラー : キク 科
類似種
ミヤマキタアザミ : 総苞片は6列、片は短く尾状。苞葉は長い。
撮影地
2012.8 宮城県不忘山

フボウトウヒレン

稜線の草原に群れていた。頭花は茎頂に3個程度。(2012.8 宮城県不忘山)

フボウトウヒレン

頭花は筒状、総苞片は7-8列、狭卵形で先が長く伸びて斜上する。 (2012.8 宮城県不忘山)

フボウトウヒレン

翼は目立たないとされているが、撮影したものには翼が明瞭だった。(カメラトラブルで見苦しい写真のため、モノトーン化しました) (2012.8 宮城県不忘山)