カイトウヒレン Saussurea x rara


カイトウヒレン

分類
キク科 トウヒレン属
植生環境
山地
開花時期
9月 林縁
地域
関東西部 山梨
特記
 -
特徴
セイタカトウヒレンとコウシュウヒゴタイの交雑種。
(以下観察による記述)
丈は0.5-1m、葉は長卵形で荒い鋸歯状または羽状に裂け、基部は矢尻形~心形、上部の葉は無柄で小さく、時に花期にも根生葉が見られます。茎には幅の狭い翼が見られます。
頭花は上部に多数の枝を分けて付き、総苞は鐘形であまり紫色を帯びず、総苞片は広卵形で7-8列であることが多く、ふつう、先端が短く開出します。
備考
エングラー : キク科
類似種
 
撮影地
2010.9 山梨県三つ峠山  他

カイトウヒレン

小型のセイタカトウヒレン・・・かと思いましたが、よく見ると廻りにあるセイタカトウヒレンと様子が違う。 (2016.9 群馬県上野村)

カイトウヒレン

総苞は釣鐘形、総苞片の形は広卵形で絹毛があるなどセイタカトウヒレンに似ていましたが、総苞は8列、先端が短く開出し、緑色である点が異なりました。 (2016.9 群馬県上野村)

カイトウヒレン

葉は不規則に裂け最下ではコウシュウヒゴタイに似た長楕円形の葉も見られた。茎の翼はあまり大きくなく、下部でもほとんど認識できないものもありました。 (2010.9 山梨県三つ峠山)