ヒレアザミ Carduus crispus subsp. agrestis
(品種) シロバナヒレアザミ


ヒレアザミ

分類
キク科 ヒレアザミ属
植生環境
里 山地
開花時期
5-7月 道ばた 草地
地域
外来種 (ユーラシア原産)
特記
 -
特徴
茎にとてもよく目立つ大きな翼があり、翼には刺もあります。
丈は0.7-1m、葉は5-30cmで不規則に羽状に裂け、縁に刺があって裏面にクモ毛が見られます。茎には2列の翼があり、翼には鋸歯があって刺も見られます。
頭花は枝先に数個付き、総苞は約2cmの鐘形、総苞片は7-8列が開出し、外片と中片は反り返り、先端は刺となります。
白花はシロバナヒレアザミと呼ばれます。
備考
エングラー : キク科
類似種
 
撮影地
2008.5 長野県佐久市  他

ヒレアザミ

総苞は球形。アメリカオニアザミにも似ていますが、それより小さい。 (2021.5 栃木県渡良瀬遊水地)


ヒレアザミ

茎には葉から続く翼が2列あり、翼には歯牙があってその先に刺があります。 (2021.5 栃木県渡良瀬遊水地)


ヒレアザミ

葉は羽状に中~深裂。 (2009.8 長野県佐久市)


(品種) シロバナヒレアザミ f. albus

ヒレアザミ

白花はシロバナヒレアザミと呼びます。 (2009.5 長野県伊那市)