オオガンクビソウ Carpesium macrocephalum


オオガンクビソウ

分類
キク科 ヤブタバコ属
植生環境
里 山地
開花時期
8-10月 林内
地域
中部以北
特記
 -
特徴
頭花の大きなガンクビソウ。
丈は0.5-1m、よく分枝し、縮毛が多い。下部の葉は10-13cmの卵形で先は尖り、基部は急にくさび型になって長い柄に続きます。柄を含めると30-40cm。縁には重鋸歯がある。上部の葉は長楕円形~狭倒卵形。
頭花は枝先にやや下向きに付き、径25-35mm、総苞は椀形で長さ8-10mm、総苞片は開出し、その下に、外片より少し大きな苞が多数付いて一体になって見えます。
備考
エングラー : キク科
類似種
 
撮影地
2008.9 東京都高尾山  他

オオガンクビソウ

本属の中でも際立って頭花が大きく、大きな苞葉が複数付く。 (22015.8 岩手県久慈市)

オオガンクビソウ

頭花は径3cmほど、総苞はお椀形。大きな花を支えるためか、頭花のすぐ下の茎が少し太くなります。 (2008.9 東京都高尾山)

オオガンクビソウ

下部の葉は30-40cmあり広卵形。 (22015.8 岩手県久慈市)


オオガンクビソウ

中間部の葉。 (22015.8 岩手県久慈市)