ヤブタビラコ Lapsanastrum humile

2023.4.17 更新

ヤブタビラコ

分類
キク科 ヤブタビラコ属
植生環境
開花時期
4-7月 林縁 日当たりの悪いところ
地域
全国
特記
 -
特徴
公園や庭の日当たりの悪い所などによく生える雑草で、とてもよく増えます。
茎は倒れて匍うか長く斜めに斜上し、9-50cm。根生葉は広倒披針形で4-26cm、頭大羽状に裂けます。茎葉は小さく、数枚。
頭花はゆるい散房状に付き、径8mm、舌状花は18-20個。総苞は円筒形で総苞片は2列、内片は7-8個で外片は小さく鱗片状。花が終わると下を向く。
備考
エングラー : キク科
類似種
コオニタビラコ : 舌状花6-9個、総苞が本種より長い。
撮影地
2017.4 千葉市  他

ヤブタビラコ

咲き始めの状態。咲き進むと茎が奔放に伸びてやや見苦しくなる。 (2017.4 千葉市)


ヤブタビラコ

頭花は7-8mm。舌状花は18-20個。総苞片は2列で外片は鱗片状で小さく、内片は7-8個。 (2015.3 / 2023.4 千葉市)


ヤブタビラコ

茎は斜上して伸び、または倒れて匍います。茎葉は根生葉に比して小さい。 (2016.4 千葉市)


ヤブタビラコ

根生葉はロゼット状に多数付き、広倒披針形、頭大羽状に裂けます。田んぼ脇の光陽地で見られたものはまるでコオニタビラコのようだった。 (2015.3 千葉市)