ヤクシソウ Crepidiastrum denticulatum
(品種) ウスイロヤクシソウ


ヤクシソウ

分類
キク科 アゼトウナ属
植生環境
里 山地
開花時期
8-11月 林縁
地域
全国
特記
 -
特徴
丈は30-120cm、茎はよく分枝し、やや倒れて横に広がります。茎葉は5-10cmの楕円形~倒卵形で基部は張り出して茎を抱きます。
頭花は茎頂や上部の葉腋にそれぞれ10個程度ずつ付けます。花径は1.5cm、始めは上向きですが、後に柄が曲がって下向きになります。
花色の薄いものは、ウスイロヤクシソウと呼ばれます。
備考
エングラー : キク科
類似種
 
撮影地
2015.9 長野県塩尻市  他

ヤクシソウ

晩秋の山野でよく見られ、群生で見られることもしばしば。よく分枝して、枝先や上部の葉腋に10個程度頭花を付けます。頭花は始め上向きに咲き、次第に下向きになる。 (2023.11 千葉市)


ヤクシソウ

頭花はは直径1.5cmほど、舌状花はふつう12-13個。総苞は狭筒形で総苞片は2列で外片はとても短い。内片には稜が見られました。 (2019.11 / 2016.10 千葉市)


ヤクシソウ

葉は長楕円形~倒卵形、浅い鋸歯があり、基部は張り出して茎を抱き込みます。 (2023.11 千葉市)


(品種) ウスイロヤクシソウ f. pallescens

ウスイロヤクシソウ

花色がごく薄い黄色のものをウスイロヤクシソウと呼びます。 (2012.10 東京都高尾山)