シデシャジン Asyneuma japonicum


シデシャジン

分類
キキョウ科 キキョウ属
植生環境
山地
開花時期
6-8月 草地
地域
全国
特記
 -
特徴
丈は0.5-1m、葉は5-10cmの卵形~長楕円形で鋭頭、基部は丸く下部の葉には柄があり、上部は無柄。
花は茎頂や上部の葉腋から柄を伸ばして総状に付き、花冠は基部付近まで深裂、裂片は10-15mmの線形で裏面に反ります。花柱は花冠裂片とほぼ同長で前に突きだして目立ちます。萼裂片も5深裂し裂片は線形で開出します。
備考
エングラー : キキョウ科
類似種
 
撮影地
2015.7 岩手県久慈市  他

シデシャジン

花は総状に付きます。 (2014.7 岩手県久慈市)


シデシャジン

花冠の裂片も萼の裂片も線形。ふつう花冠の裂片はもっと反り返り、くるっと丸まるようになります。キキョウ科らしい長い雌しべが目立ちます。花糸の下部は幅が広く、花柱に密着し内側に毛がありました。上部は開出して線形。萼裂片は線形。 (2016.8 栃木県日光市)


シデシャジン

葉は卵形~長卵形で柄があり、柄には翼が見られました。 (2014.7 岩手県久慈市)