(雑) フジレイジンソウ Aconitum x fudjisanense

2024.9.17更新

フジレイジンソウ

分類
キンポウゲ科 トリカブト属
植生環境
山地
開花時期
9-10月 林縁
地域
関東 中部
特記
 -
特徴
レイジンソウとアズマレイジンソウの自然交雑種。
両者の中間形態で、花柄に屈毛と開出毛、腺毛が混ざるのが特徴。
花色などはレイジンソウに似るものが多いように感じる。
付記
従来掲載のものはアズマレイジンソウの誤り。
備考
エングラー :  キンポウゲ科
類似種
 
撮影地
2010.8 山梨県三つ峠山

フジレイジンソウ

レイジンソウと誤認されやすいとされ、近年は東日本のレイジンソウとされてきたものの多くは本種だと言われる。 (2013.9 群馬県藤岡市)

フジレイジンソウ

花柄の毛は屈毛と開出毛。レイジンソウは開出毛、アズマレイジンソウは屈毛のみが生じる。 (2016.8 長野県北八ヶ岳)

フジレイジンソウ

花柱は無毛、若しくは斜上する毛がある。写真は袋果に微毛がある。写真は以前はレイジンソウとしていたが、この株の前後の撮影で本種と訂正させていただく。 (2016.8 長野県北八ヶ岳)

フジレイジンソウ

葉の形はレイジンソウ、アズマレイジンソウともに腎円形、5-7中裂なので、当然同形になると思う。 (2016.8 長野県北八ヶ岳)