キタダケトリカブト Aconitum kitadakense

2024.9.16 更新

キタダケトリカブト

分類
キンボウゲ科 トリカブト属
植生環境
高山
開花時期
8月 礫混じりの草地
地域
北岳 八ヶ岳
特記
絶滅危惧1A類
特徴
小型で花柄に屈毛があり、高山型らしい姿のトリカブト。
丈は10-50cm程度と低く、多くは30cm前後。葉は幅3.5-6.5cmで、基部付近まで3深裂し、側裂片は更に2深裂、更に裂けて、最終裂片は線形で1-3cm。ふつう、両面の脈上と葉柄に屈毛が見られますが、時に無毛。
花は緩い散房状に付き、長さ25-30mm、雄しべは有毛、雌しべは無毛、萼もほぼ無毛で、花柄には屈毛が見られます。
備考
エングラー : キンポウゲ科
類似種
 
撮影地
2010.8 南ア・北岳

キタダケトリカブト

丈は多くは30cm前後でした。 (2010.8 南ア・北岳)

キタダケトリカブト

花枝には屈毛があります。萼にも屈毛が・・・。 (2013.9 南ア・北岳)

キタダケトリカブト

葉は基部近くまで深裂して更に細く裂ける。袋実は16mmほどで3-5個が直立、無毛、稀に微毛がある。 (2013.9 南ア・北岳)


キタダケトリカブト

背景は間ノ岳、さらに後ろの雲間は農鳥岳稜線。(2010.8 南ア・北岳)