ナンタイブシ Aconitum zigzag subsp. komatsu

2024.9.17更新

ナンタイブシ

分類
キンボウゲ科 トリカブト属
植生環境
山地 亜高山
開花時期
8-9月 草地 林縁
地域
赤城 日光 足尾
特記
 -
特徴
花柄が無毛のトリカブトの1つ。
丈は80-170cm、葉は幅10-19cmで基部付近まで3深裂し、側裂片はさらに2中~深裂し、裂片は披針形で粗くやや深く裂け、両面無毛。茎も無毛。
花は散房状~総状に付き、やや小型で長さ1.5-3cm、雄しべは有毛、萼、花柄も無毛。
付記
白馬地域では数十年間確認されていない。
備考
エングラー : キンポウゲ科
類似種
ハクバブシ : 葉の裂片の裂け方が浅い。谷川連峰~志賀高原に分布。
ジョウシュウトリカブト : ふつう葉腋にむかごが出来る。
ホソバトリカブト : 花柄に開出毛がある。
撮影地
2013.9 栃木県日光市  他

ナンタイブシ

花柄が無毛で葉が深く3深裂するトリカブト。 (2013.9 栃木県鹿沼市)

ナンタイブシ

花糸に毛が見られた。 (2013.9 栃木県鹿沼市)

ナンタイブシ

花柄に毛はなく、萼片の外側も無毛。 (2013.9 栃木県鹿沼市)


ナンタイブシ

袋果は直立し柱頭も無毛だが、屈毛や斜上毛がまばらに見られることもあるようだ。 (2013.9 栃木県鹿沼市)


ナンタイブシ

中部の葉は基部付近まで3深裂、更に側裂片は2中~深裂する。 (2013.9 栃木県鹿沼市)