サンチュウトリカブト Aconitum ohmorii


サンチュウトリカブト

分類
キンボウゲ科 トリカブト属
植生環境
山地
開花時期
9月 石灰岩地
地域
群馬 埼玉
特記
 -
特徴
2019年に発表されたトリカブトの新種。コウライブシに似ています。
丈は80-120cm、葉は5角状で3中~深裂し、側裂片は2裂、裂片の鋸歯は粗くて浅く、先は丸みを帯びます。葉裏脈上や柄にやや長い開出毛が見られます。
花柄の毛は開出毛と腺毛。上萼片は小ぶりで嘴部が短く、雄しべには多少毛が見られます。
備考
エングラー : キンポウゲ科
類似種
センウズモドキ : 葉は基部付近まで裂けて鋸歯は鋭く、葉裏の毛はふつう屈毛、花柄に開出毛に加えて屈毛があり、上萼片の嘴部は尖ります。
撮影地
2016.9 群馬県

サンチュウトリカブト

上萼片はやや小さく見え、嘴部は小さいようだ。花柄には開出する毛が密生し、腺毛が混じるようです。屈毛などは混ざっていなかった。 (2016.9 群馬県)

サンチュウトリカブト

花糸には毛がまばらに見られました。 (2016.9 群馬県)

サンチュウトリカブト

葉は5角状で3中~深裂、側裂片が2裂、それ以上はあまり裂けず、鋸歯は粗くて浅く、丸みを帯びた印象。葉柄や葉裏脈上にやや長い毛が見られました。 (2016.9 群馬県)