ワガトリカブト Aconitum okuyamae var. wagaense

2024.9.17更新

ワガトリカブト

分類
キンボウゲ科 トリカブト属
植生環境
亜高山 高山
開花時期
8-9月 草地
地域
羽後朝日岳  不忘山
特記
絶滅危惧2類
特徴
花柄の毛が開出毛であるウゼントリカブトの高山風衝地型。
丈は50cm前後、茎は直立し、葉はやや厚みがあって固く、密に付き、中部の葉は基部付近まで5深裂し、裂片は更に中~浅裂します。
花は概ね総状に付き、花糸はふつう無毛。花柄は短く、毛は開出毛。
備考
エングラー : キンポウゲ科
類似種
 
撮影地
2012.8 宮城県不忘山

ワガトリカブト

高山の稜線近くの草原で見られた。丈は50-60cmほどだったように思う。葉は5深裂し更に中裂。 (2012.8 宮城県不忘山)

ワガトリカブト

花糸に毛が見られました。 (2012.8 宮城県不忘山)

ワガトリカブト

花柄の毛は開出毛で腺毛が少し混ざっている。 (2012.8 宮城県不忘山)

ワガトリカブト

上部の茎や葉柄には屈毛と開出した毛が見られ、葉にも圧毛が多いように感じたが、他のトリカブトでの観察が不充分で特徴かどうかはわからない。 (2012.8 宮城県不忘山)