モミジカラマツ Trautvetteria caroliniensis var. japonica
(品種) ミョウギモミジカラマツ

2024.9.18 更新

モミジカラマツ

分類
キンポウゲ科 モミジカラマツ属
植生環境
亜高山 高山
開花時期
7-8月 湿った草地
地域
全国
特記
 -
特徴
丈は30-60cm、根生葉は1-3個あり、円形~半円形で径5-30cm、掌状に7-9中~深裂し、裂片はさらに中~浅裂し、鋭い鋸歯が見られます。茎葉は3-7裂で上部の茎葉には柄がない。
花は散房状に付き、径1-1.3cm、花糸は先にいくほど少し太くなり、先に白い葯が付きます。
葉の裂片の裂け方が浅いものは ミョウギモミジカラマツと呼ばれるが、分けないという見解も有力。
備考
エングラー : キンポウゲ科
類似種
 
撮影地
2018.7 中ア・木曽駒ケ岳  他

モミジカラマツ

花はカラマツソウより少し大きく、葉が掌状に5-9深裂する。カラマツソウより湿った草原等で見られる。 (2015.7 岩手県八幡平)


モミジカラマツ

花糸は先のほうがやや太く、その先にそれと同じ幅かやや太い白い葯が付きます。 (2018.7 中ア・木曽駒ケ岳)


モミジカラマツ

根生葉。盾状に付き、掌状に7-9中~深裂。 (2018.7 中ア・木曽駒ケ岳)


(品種) ミョウギモミジカラマツ f. breviloba

モミジカラマツ

葉が7-9中~深裂するのは基準種と同じだが、さらに裂ける深さが浅いもの。葉柄も長い。分けないという見解も有力。 (2011.7 群馬県妙義山)