ヤナギバルイラソウ

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キツネノマゴ科 Acanthaceae
丈は~1m、茎は叢生し、葉は対生、長さ10-30cmの線形~披針形、葉脈は隆起し、しばしば紫色を帯びます。
花は1日花で上部の葉腋から伸びる柄に1つずつ付き、径4-5cm、青紫~淡紫色の漏斗型で上部は平開し先は5裂。萼裂片は線形。
果実は25mmほどで熟すと2裂して種子をはじき飛ばす。

 

2021.9.14 作成
  • 全体
  • 全体2
  • 花2
  • 実2
  • 実3
  • 葉2

ヤナギバルイラソウ - 全体

西日本で見られる外来種と聞いていましたが、千葉でも見つかりました。
小河川の石積み護岸で見られた。(2021.9 千葉市)

ヤナギバルイラソウ - 全体2

園芸逸失で広がったものと、意図せず侵入して広がったものがあるように聞いています。
(2021.9 千葉市)

ヤナギバルイラソウ - 花

花は径4-5cm、(実測は4cm)、先は5裂しその先は鋸歯状に裂けていました。
花冠喉部に2つの雄しべが見えていました。(2021.9 千葉市)

ヤナギバルイラソウ - 花2

花冠筒部は実測では35-40mmほど、上半は膨れています。
萼は5深裂で裂片は線形。(2021.9 千葉市)

ヤナギバルイラソウ - 実

果実は25mmほどの広線形、2稜が見られました。
萼裂片は果実が熟し始めるまでは平開しない。(2021.9 千葉市)

ヤナギバルイラソウ - 実2

少し押すと僅かに2裂し種子が見られました。本来は一気に裂開して
種子を弾き飛ばす。(2021.10 千葉市)

ヤナギバルイラソウ-実3

種子を飛ばした後の残骸。大抵は2裂した片側も一緒に飛んでしまうようで、
片側のみが残っていました。 (2021.10 千葉市)

ヤナギバルイラソウ - 葉

葉は線形~披針形、尖鋭頭、基部は短い柄状。
(2021.9 千葉市)

ヤナギバルイラソウ - 葉2

左:葉表 右:葉裏 葉表から見て、葉脈は明らかに隆起していました。しばしば紫色を帯びるそうですが、それは見られなかった。(2021.9 千葉市)

ヤナギバルイラソウ - 茎

葉の基部は柄状。ただし柄なのか細くなった葉なのかの区別は付かず・・・。
(2021.9 千葉市)