ヒメビジョザクラ

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クマツヅラ科 Verbenaceae
茎は匍い、20cmほど斜上~立ち上がります。茎には上向きの毛があり、葉は対生し、3全裂、さらに羽状に深裂、裂片は線形。
花は枝先に密な穂状に付き、筒部長さ10-15mm、先は4-5裂し、径10mm弱、裂片の先が凹む。
なお、西日本で見られるカラクサハナガサ(G. tenuisecta)のsynonymの可能性があるとも指摘されますが、両者の違いは明確に示されておらず、不明。

 

2020.8.16 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 全体3
  • 花2
  • 葉2

ヒメビジョザクラ-全体2

だいぶ前からあちこちで見かけていたのに、ずっとサクラソウ科と思い込んでしまって、
今日まで種の特定に至りませんでした。(2015.10 千葉市)

ヒメビジョザクラ-全体

(2019.5 千葉市)


ヒメビジョザクラ-全体3

サクラソウの仲間と違い、花が枝先に密な穂状に付きます。
(2019.5 千葉市)

ヒメビジョザクラ-花

花冠は4-5裂、径1cm弱、裂片の先は凹みます。
(2019.5 千葉市)

ヒメビジョザクラ-花2

筒部は長く、萼に上向きの伏毛が見られました。
(2019.5 千葉市)

ヒメビジョザクラ-葉

葉は対生、3全裂し更に羽状深裂。伏毛が見られた。
(2015.10 千葉市)

ヒメビジョザクラ-葉2

葉裏。脈上に伏毛が多い。
(2017.8 千葉県東金市)

ヒメビジョザクラ-茎

茎にも防毛が多く見られた。
(2015.10 千葉市)