シチヘンゲ

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クマツヅラ科 Verbenaceae
花の色がピンク・黄色・橙と様々に変化するのが特徴で、「ランタナ」の名で園芸用として用いられ、鳥を媒介としてあちこちで逸出しています。
丈は3mほどになるようですが、在来自生しているものはそこまで大きいものは少ない。葉は対生で短柄があり卵形、茎に刺があります。
花は葉腋から伸びる柄に多数付き、筒状で先端が浅く4裂し径2mm。花色は咲き進むと変化します。
刺のないものはトゲナシランタナと呼ばれる。

 

2020.7.1 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 花2
  • 花3
  • 葉2
  • 全体3

シチヘンゲ-全体

宅地に近いので、園芸逸失のトゲナシランタナと思ったら刺があり、
シチヘンゲでした。(2020.6 千葉県四街道市)

シチヘンゲ-全体

こちらもシチヘンゲでした。 
(2013.5 千葉県鴨川市)

シチヘンゲ-花

花径は約2mm。写真のものは黄色からピンクに変化するもののようです。
(2013.5 千葉県鴨川市)

シチヘンゲ-花2

花冠は浅く4裂。
(2020.6 千葉県四街道市)

シチヘンゲ-花3

筒部は4mmくらい、毛が見られます。萼裂片は線形で2つ。
(2020.6 千葉県四街道市)

シチヘンゲ-葉

葉は対生、卵形で先が尖り柄があります。
(2020.6 千葉県四街道市)

シチヘンゲ-葉2

葉裏には毛がある。
(2020.6 千葉県四街道市)

シチヘンゲ-葉

茎には刺があり、始めは毛も見られます。
トゲナシラナタナには、この刺がない。(2013.5 千葉県鴨川市)

シチヘンゲ-全体3

黄色から橙色に変化するもの。
(2011.11 静岡県南伊豆町)