カジノキ

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クワ科 Moraceae
和紙に用いられることで知られる植物。雌雄別株。
高さ4-10mの落葉高木。樹皮には黄褐色の皮目があり、枝にはビロード状の毛が密生します。
葉は10-20cmの左右不揃いな卵形、3-5裂するものもあり、仏には鋸歯があります。葉裏や柄はビロード状の毛がある。
雄株の花序は3-9cmの円筒形、雌株の花序は径1cmの球形、いずれも葉腋に1つずつ付きます。果実は径2-3cmで橙赤色に熟します。

 

2020.8.25 作成
  • 全体
  • 全体2
  • 全体3
  • 実2
  • 実3
  • 葉2
  • 樹皮

カジノキ-全体

果実がヒメコウゾを数倍大きくしたような姿。食べられるそうですが、
見たときは知らなかった。残念! (2020.8 栃木県渡良瀬遊水池)

カジノキ-全体2

ここでは意外と多く見られた。かつて和紙作りで栽培したものが
増えたのかもしれない。(2020.8 栃木県渡良瀬遊水池)

カジノキ-全体3

(2020.8 栃木県渡良瀬遊水池)


カジノキ-実

未熟な果実
(2020.8 栃木県渡良瀬遊水池)

カジノキ-実2

熟すと径2-3cmで赤い。
(2020.8 栃木県渡良瀬遊水池)

カジノキ-実3

先に付く赤褐色のものが種子のようだ。
(2020.8 栃木県渡良瀬遊水池)

カジノキ-葉

葉は卵形で3-5裂するものもあり、縁には細かな鋸歯があります。
(2020.8 栃木県渡良瀬遊水池)

カジノキ-葉2

葉裏にはビロード状の毛が密生。
(2020.8 栃木県渡良瀬遊水池)

カジノキ-茎

ビロード状の毛が密生。葉柄にもある。
(2020.8 栃木県渡良瀬遊水池)

カジノキ-樹皮

は褐色の皮目があります。
(2020.8 栃木県渡良瀬遊水池)