イチジク Ficus carica

2023.9.15 作成

イチジク

分類
クワ科 イチジク属
植生環境
 
開花時期
   
地域
外来種 (西アジア原産)
特記
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特徴
雌雄異株。
日本では高さ3-5mほど、葉は卵円形で長さ20-30cm、掌状3浅裂、または掌状5-7深裂し、縁に波状の歯牙があるか、さらに浅く裂ける。
花はイチジク状花序で花嚢の中で咲き、雌株の花嚢は葉腋に1つ付き、倒卵形で長さ3cm、果期では5-7cm。雄株は日本にはほぼない。
  日本で現在栽培されているのは雌株で且つ単為結果性(受粉せずに果実が大きくなる)のもの。地中海沿岸等で多く栽培されているものは雌雄異株で、媒介者であるイチジクコバチの死骸が果実内に残っていることもある。なお、イチジクコバチは雄株のない日本では繁殖できない。(wikipedia に詳しい記述があります)
備考
エングラー :  クワ科
類似種
 
撮影地
2023.9 千葉県八千代市

イチジク

果期の花嚢、まだ未熟なもの。熟すと長さ5-7cmの倒卵形で紫黒色を帯びる。花期も同形で長さ3cm。 (2023.9 千葉県八千代市)

イチジク

葉が3浅裂するものと5-7深裂するものがあり、前者は江戸時代、後者は明治期以降に導入された品種だそうだ。 (2023.9 千葉県八千代市)