イタビカズラ Ficus sarmentosa subsp. nipponica

2022.4.3 作成

イタビカズラ

分類
クワ科 イチジク属
植生環境
山地
開花時期
6-7月 林縁
地域
福島・新潟以西
特記
 -
特徴
ツル性植物。雌雄別株。
枝から根を出したり茎が絡まったりして匍いあがる。葉は狭披針状長楕円形~長楕円形、先はやや尾状に尖り基部は円形、全縁、両面無毛で裏面は灰白色を帯びる。側脈は5-8対で主脈に対して50-60度。
花嚢は雌雄同形で葉痕の脇に1-2個付き、長卵形で5-7mm、灰白色の毛が密にある。柄は1mmと短い。果嚢は径1cmで黒紫色に熟す。
備考
エングラー : クワ科
類似種
 
撮影地
2022.3 群馬県

イタビカズラ

早春に撮影した果嚢。径1cm。黒紫色に熟すので、まだ未熟なようだ。柄はごく短く1mm。 (2022.3 群馬県)

イタビカズラ

葉は狭披針状長楕円形~長楕円形、先はやや尾状に尖り基部は円形、全縁、両面無毛で裏面は灰白色を帯びる。側脈は50-60度の角度で出るそうだが、それより少し鋭角気味だった。 (2022.3 群馬県)