ハマエンドウ Lathyrus japonicus
(品種) シロバナハマエンドウ


ハマエンドウ

分類
マメ科 レンリソウ属
植生環境
海岸
開花時期
4-7月 砂地
地域
全国
特記
 -
特徴
砂浜で見られるおなじみの花。
ツル性植物で茎は地を匍い、1mくらいになります。葉は小葉8-12枚からなり、卵形~長楕円形で1.5-4cm、粉白を帯びた色で、先端は巻きひげとなります。托葉は3角状卵形で先が尖ります。
花は柄の先に総状に3-6個付き、2.5-3cm、旗弁は赤紫から後に青紫色に変化します。萼裂片は萼筒より長い。果実は5cmで無毛。
白花はシロバナハマエンドウと呼ぶ。
備考
エングラー : マメ科
近似種
 
撮影地
2015.5 新潟県村上市

ハマエンドウ

暖地の海岸では3月下旬頃から咲き始めます。 (2010.4 千葉県銚子市)


ハマエンドウ

花は3-6個ずつ付き、長さ2.5-3cm、旗弁が大きく立ち上がります。始めは赤紫色、次第に赤味は褪めて青味を増していく。 (2014.5 青森県五所川原市)


ハマエンドウ

豆果は長さ5cm前後。 (2015.6 青森県六ケ所村)


ハマエンドウ

葉ははじめは明るい緑色ですが、次第に全体に白っぽい青緑色になる。小葉は卵形~長楕円形で6-12枚。小葉裏はさらに白っぽい。 (2016.6 青森県八戸市)


(品種) シロバナハマエンドウ f. albescens

シロバナハマエンドウ

白花品。他に翼弁だけが白いものなど、色には変化がある。 (2022.6 千葉県銚子市)