ツルフジバカマ Vicia japonica


ツルフジバカマ

分類
マメ科 ソラマメ属
植生環境
里 山地
開花時期
8-10月 草地
地域
全国
特記
 -
特徴
つる性植物で茎は2mに達するものもあります。葉はほぼ無柄で15cm、小葉は10-16枚、15-35mmの狭卵形~長楕円形で両面に軟毛が見られます。托葉は大きく、歯牙が目立ちます。
花は4-15cmの総状花序に付き、12-15mm、萼裂片は萼筒より少し短い。果実は狭楕円形で先が尖り、2-2.5cm。
備考
エングラー : マメ科
類似種
ヒロハクサフジ : 海岸付近に多く、托葉が小さく2裂する。葉は乾燥しても黒ずまない。
撮影地
2015.8 千葉市  他

ツルフジバカマ

ヒロハクサフジとの区別はわかりにくく、托葉で判別します。どちらかというと内陸部に多い。 (2019.9 千葉市)

ツルフジバカマ

爪部と舷部は同長。萼や花柄、花序の軸などにも毛が多く見られます。 (2019.9 千葉市)

ツルフジバカマ

小葉は10-16個で長楕円形。最初両面に毛があり、表側はその後脱落します。ヒロハクサフジと迷ったら、小葉を1枚ちぎってしばらくおくと本種は赤黒くなります。 (2019.9 / 2014.4 千葉市)