サンショウ

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ミカン科 Rutaceae
葉は木の芽として、果実は粉山椒、果皮は七味に、雄花は佃煮、幹はすりこぎの材料にと、捨てる所のない樹木。アゲハチョウの食草でもあります。
丈が1-5mほどの落葉低木。雌雄別株。
葉柄の基部の両側には刺があります。葉は5-18cmの奇数羽状複葉で小葉は5-9対、1-3.5cmの卵状長楕円形~卵形で縁に波状の鋸歯があります。
花は枝先から伸びる円錐花序に付き、雄花の花被は5-9個で雄しべ5-9個、雌花の花被は7-8個で花柱2。果実は2つの分果に別れ、分果径5mm、赤く熟します。
鳥が好んで食べるので、庭でもよく芽が出ています。

 

2019.4.28 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 全体3
  • 全体4
  • 全体5
  • 花2
  • 花3
  • 花4
  • 実2
  • 葉2
  • 葉3

サンショウ-全体

葉は奇数羽状複葉。幹には鋭い刺があります。写真は雄株。
(2010.4 千葉県鴨川市)