ミヤマシキミ Skimmia japonica var. japonica

2024.4.11 更新

ミヤマシキミ

分類
ミカン科 ミヤマシキミ属
植生環境
山地
開花時期
4-5月 林内
地域
関東以西
特記
 -
特徴
葉はアルカロイドを含み有毒。
雌雄別株の常緑低木で丈は1-1.5m。葉は互生し6-13cmの倒卵状長楕円形、革質で光沢があり、先は鈍頭、基部はくさび形、縁は全縁。
花は枝先に円錐花序に付き、4弁花で花径1cm、雄花の雄しべは4、雌花にも雄しべはあるが退化している。果実は5-8mmの球形で赤く熟します。
備考
エングラー : ミカン科
類似種
ツルシキミ : 茎の下部は地を匍い、斜上するように立ち上がる。
撮影地
2019.4 千葉県大多喜町  他

ミヤマシキミ

こんもりとした半球状の花序です。写真は雄花序。 (2019.4 千葉県大多喜町)


ミヤマシキミ

雄花。花は1cmほど。4弁花で雄しべも4。 (2019.4 千葉県大多喜町)


ミヤマシキミ

雌花。雄しべはあるが葯は小さく花粉はない。 (2024.4 千葉県鴨川市)


ミヤマシキミ

果実は5-8mmの少し潰れた球形、11-1月に赤く熟す。 (2018.5 千葉県睦沢町 / 2018.10 東京都高尾山)


ミヤマシキミ

葉は有毒、倒卵状長楕円形、先は鈍頭、革質で光沢があります。 (2018.4 千葉県大多喜町)