(参考) ハナガガブタ Nymphoides aquatica

2026.7.9 作成

ハナガガブタ

分類
ミツガシワ科 アサザ属
植生環境
開花時期
7-9月
地域
外来種 (北米原産)
特記
 -
特徴
アクアリウムで利用されるガガブタによく似た植物。
浮葉はガガブタと同形のほぼ円形径は5-15cm、基部は深い心形、全縁、葉柄は盾状に付く。冬や乾季になると葉柄の基部にバナナ形の殖芽を房状に付ける。
花は花冠径1.5-2cm、喉部は黄色で短い毛があり、裂片はフリル状だが糸状には裂けない。花が終わると柄は水中に倒れる。
付記
在来種のガガブタなどとの交雑が懸念される。
備考
エングラー : ミツガシワ 科
類似種
ガガブタ : 花冠裂片の縁が糸状に裂ける
撮影地
2025.7 千葉市 <栽培>

ハナガガブタ

アクアリウムで利用され、一部では逸出しているらしい。よく似た在来種のガガブタは近年数を著しく減らしており、広まれば交雑して更に厳しい状況になると懸念されている。 (2025.7 千葉市) <栽培>

ハナガガブタ

花冠は径1.5-2cm、縁が一条に裂けないところがガガブタとのわかりやすい違い。 (2025.7 千葉市) <栽培>