ヤマボウシ Cornus kousa subsp. kousa

2023.5.16 更新

ヤマボウシ

分類
ミズキ科 ミズキ属
植生環境
山地
開花時期
5-7月  
地域
本州~九州
特記
 -
特徴
落葉高木。枝は褐色~赤褐色を帯び、皮目が多い。葉は対生し、4-12cmの広楕円形~広卵状楕円形、先は尖り基部は円形、全縁。
花は葉の展開後に咲き、3-8cmの大きく白い4枚の総苞片が目立ち、中央に20-30個の小さな淡黄緑色の花が密集して付きます。果実は集合果で径1-1.5cm、9-10月に赤く熟します。
備考
エングラー : ミズキ科
類似種
ハナミズキ : 花は葉の展開前の4月に咲き、総苞片の先は凹頭。果実は集合せず、バラバラ。
撮影地
2010.7 岩手県田野畑村  他

ヤマボウシ

花弁のように見える大きな総苞片を含めた径は、~8cmあってよく目立ちます。 (2021.6 群馬県みなかみ町)


ヤマボウシ

(2023.5 千葉市)


ヤマボウシ

花弁に見えるのは総苞片で径3-8cm、花は中央にある地味なもの。20-30個ある。花弁は淡黄緑色で4つ。 (2018.5 千葉市)


ヤマボウシ

葉は広楕円形~広卵状楕円形、縁は全縁ですが、波立つ傾向。写真はやや若く、少し細いようです。 (2018.4 千葉市)


ヤマボウシ

果実は径1-1.5cm、9-10月に赤熟する。外皮を剥くと生でも可食。酸味がなく甘いそうだが食べたことはない。 (2018.9 長野県軽井沢町)