ハナイカダ

top
ミズキ科 Cornaceae
ハナイカダ科 Helwingiaceae
雌雄異株。
丈は1-3m、葉は3-16cmの広楕円形で先は尾状、基部は細まって柄に続きます。縁は細かな鋸歯があり、鋸歯の先端は芒状に尖ります。
花は葉の中央脈の中央付近に付き、雌株の花は1つ、時に2つ、雄株の花は2-5個付く。いずれも淡緑色で花冠は3-4裂、雌花の花柱は3-4裂、雄花の雄しべは3-4個。果実は黒紫色に熟します。

 

2023.4.17 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 全体3
  • 全体4
  • 雌花
  • 雌花2
  • 雌花3
  • 雄花
  • 雄花2
  • 雄花3
  • 実2
  • 実3
  • 実4
  • 葉2

ハナイカダ-全体

花柄が葉の葉脈に密着したような感じで、花の位置まで葉脈が白い。
写真は雄株。(2023.4 千葉市)

ハナイカダ

雄株
(2023.4 千葉市)

ハナイカダ-全体3

横から見ると、葉面にちょこんと花が載っているのがわかります。
写真は雌株。(2013.4 千葉市)

ハナイカダ-全体4

(2019.4 千葉市)


ハナイカダ-雌花

雌花の花柱は花被片と同数で普通3-4裂。
花被片は反り返ります。(2019.4 千葉市)

ハナイカダ-雌花2

花には短い柄がある。
(2019.4 千葉市)

ハナイカダ-雌花3

花冠5裂するものもありました。花柱も5裂しています。
(2019.5 千葉市)

ハナイカダ-雄花

普通2-5個程度付きます。短い花柄があります。花冠は3-4裂、
雄しべは3-4本で花柱は退化して見られません。(2013.4 千葉市)

ハナイカダ-雄花2

3裂のもの。
(2017.5 茨城県 旧・桂町)

ハナイカダ-雄花3

(2019.4 千葉市)


ハナイカダ-実

(2013.5 千葉市)


ハニイカダ-実2

短い柄があります。
(2013.6 千葉市)

ハナイカダ-実3

(2018.5 千葉市)


ハナイカダ-実4

熟した果実。
(2017.8 千葉市)

ハナイカダ-葉

葉は薄いが光沢があり、縁に先が鉤状の鋭い鋸歯があります。
花が付く場所までの葉脈は太い。(2023.4 千葉市)

ハナイカダ-葉2

葉裏。矢印は表に果実が付いている部分。
そこまで葉脈が太いようでした。(2018.5 千葉市)